代表者について

深谷純子
Fukaya Sumiko
失敗や挫折で落ち込んでもひきずらない、気持ちを回復させて、失敗経験によりもっと成長した自分になる、これが「レジリエンス」です。一人でも多くの人にレジリエンスを広めたく、セミナーや研修、コーチングを提供しています。
過去に20年以上、IT業界で働いていました。
プログラマ―、システムエンジニア(SE)、コンサルタント、管理職、企画開発、海外統括部門でのマネージャーなどを経験。うまくいったことより、失敗の方が多かったと思います。
システムトラブルやクレーム、目標達成へのプレッシャー、英語での失敗、部下のメンタル休職、子育との両立など、心が折れそうになったことも何度かありました。
その都度、状況を受け入れ、気持ちを切り替え、知恵をしぼり、人の助けをかり、なんとか乗り越えてきたように思います。もともとは、落ち込みやすく、いつまでも精神的に立ち直れない性格でしたが、数々の試練を乗り越えていくうちに、いつの間にか、ひきずらない習慣が身についてきました。
すごく優秀な人でも、心が折れて力が発揮できない、やる気がでないのはどうしてだろう。
反対に、失敗を経験しても立ち直りが早く、すぐに次に向かえる人もいる。
頭の良さや知識の多さではなく、一人ひとりの感情や気持ちのもち方のほうが役にたつ。知識や判断はコンピュータで代替できても、感情を理解して扱えるのは人だけです。それまで自分が知らなった世界に引き込まれ、ITとは真逆のアナログな世界、心理学や脳科学を使った研修やコーチングに方向転換を決めました。逆境経験をへて、さらに成長する。レジリエンスを日々考えて過ごしています。
一人でも多くの方に輝いてほしい。先行きが見えづらい、何が起こるか分からない状況であっても「自分は大丈夫」と思える毎日を送ってほしいと願っています。そのために、私自身がレジリエンスを高め、お役に立ちたいと思います。
略歴
山口県出身・山口大学理学部卒業
ソフトウエア開発会社にてプログラマーとして勤務
オーストラリア・シドニーの語学学校に日本語教師として勤務
1988 日本アイ・ビー・エム入社
銀行システムのSE, サービス開発、サービス実施部門管理職、アジアパシフィック統括会社でのマネージャ、コンサルタントなどを経験。大型案件の受注により2007年社長賞受賞。
2011年3月 日本アイ・ビー・エム退職
2011年8月 株式会社深谷レジリエンス研究所を設立
2022年12月 個人事務所 深谷レジリエンス研究所 開業
資格
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メンタルヘルス・マネジメント検定第Ⅱ種(ラインケア)
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ポジティブ心理学ワークショップ認定アシスタント
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ABCP (Associate Business Continuity Professional)
著書・執筆
看護人材育成への寄稿 日総研
連載 考える力を伸ばす!主体性は成長を支える! 教えすぎない指導
第1回 2022年4・5月号 考える力を伸ばす指導~総論
第2回 2022年6・7月号 対話による導き
第3回 2022年8・9月号 コーチング技法を磨く
第4回 2022年10・11月号 感情を学ばせる
月刊ナースマネジャーへの寄稿 日総研
2022年11月号 「クレームやトラブルで傷ついたスタッフへのフォロー」
連載 しなやかな人材・組織へ! ”乗り越える力”を育む考え方・かかわり方
第1回 2021年4月号 「失敗や困難を乗り越える技術」
第2回 2021年6月号 「幸福感を高める導き方」
第3回 2021年7月号 「目標づくりを支援する」
第4回 2021年8月号 「ストレス対応を支援する」
第5回 2021年9月号 「褒めて育てる~アクノレッジメントを使う」
第6回 2021年10月号 「レジリエンスを育む」
2018年9月号「スタッフのレジリエンスを高める日々の関わり方」
Yuai誌への寄稿 UAゼンセン
月刊機関紙にて、エッセイ「レジリエンス 心の筋トレで人生をひらく」
2020年1月号~2023年9月号
電子書籍「心の筋トレ3週間」
Kindle 2022年2月
共著論文
(英文) 2021年1月
Japan Disaster Research Vol.16 Special Issue on COVID-19 and Historical Pandemics
Study of New Normal Business Continuity to Improve Resilience Against Uncertain Threat
(日本語版) 2021年2月
不確実な脅威の中でレジリエンスを向上させる ニューノーマルな事業継続の研究
あさ出版 2016年4月
一般社団法人レジリエンス協会への寄稿
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レジリエンスビュー第14号(2016年3月) 「センスメーキングとレジリエンス」
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レジリエンスビュー第10号(2015年2月) 「内省によってレジリエンスな自分になる」
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レジリエンスビュー第9号(2014年11月) 「ポジティブ思考でレジリエンス力を高める」
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レジリエンスビュー第8号(2014年7月) 「モチベーションカーブとヒューマンレジリンス」
リスク対策.com誌への寄稿
ITレジリエンスの実現 ~ISO27031 ITサービス業務継続ガイドラインの活用~
2012年11月
Vol.26 「地震前提から脱却せよ」 国際規格 ISO/IEC27031 から学ぶ
2011年7月
ITサービスを継続させる仕組みとして、IT-BCPを策定する場合、多くは地震を前 提とした災害対策になっています。 オペレーションミスやプログラムエラーを含めた、IT停止リスクを前提に策定を お勧めしています。
「地震前提から脱却せよ」 国際規格 ISO/IEC27031 から学ぶ (PDF/1.1MB)
Vol.23 「ポジティブリスクへの備え」
2011年1月
ビジネスが急激に伸びている時に考えられる「ポジティブリスク対策」は、災害発生などを想定した「ネガティブリスク対策」と連携して考えることをお勧めしています。
共著「新型インフルエンザ事業継続計画」入門
代表執筆者
都政新報社 2009年6月
新型インフルエンザ対策に関する考慮点をまとめています。感染予防策、BCP策定のポイント、具体的な対策例もあります。また、法務・労務面での課題も含め、広い範囲をカバーした導入書です。
日経BP「事業継続実践ガイドブック」への寄稿
2009年3月
新型インフルエンザ対策について解説。