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自分の強みを知ってレジリエンス力を高める

自分の強みを聞かれた時、すぐに答えられる人は自分を良く知っています。

おそらく、これまでにも自分の強みを使って、困難を乗りこえた経験があるのではないでしょうか。

しかし、日本の学校や企業では、強みを活かすことよりも、弱点を克服することに力を注いでいることが

多く、自分の強みが何かさえ分からない場合があります。

 

強みはあなたの才能です。それを活かさない人生はもったいないことです。

苦手な分野でトレーニングを重ねて弱点を克服することと、得意な分野で強みを活かすこと

どちらを選んだ方が良い人生が歩めるのか考えていきましょう。

 
弱点克服より、強みを活かすことの大切さ

 

学校で、「苦手な教科をしっかり勉強しなさい!」といわれて育った人は多いと思います。例えば、テストで悪い点数を取った場合、学校は補習を行ってその教科をもっと勉強させようと指導する先生がいます。しかし、苦手な教科はいくら勉強しても平均点にしかなりません。やりたいことを我慢して、人一倍努力して、平均点(人並み)を目指すのでは、モチベーションも上がりません。
むしろその時間を、自分の得意分野に使った方が、人並み以上の成果を達成し、満足感もあります。
平均を目指す教育ではなく、得意分野を伸ばす教育が これからは必要とされています。

 

企業においても同様で、平均的な社員が集まった組織より、ひとり一人の強みが活かせる組織の方が、より大きな結果をだすことができます。自分の強みは他の誰かの弱みを補うこともあります。相互に強みを活かせる組織が理想の組織です。もちろん、致命的なミスを避けるための弱点克服は必要です。リスクを回避しチャンスをものにする 「強みを活かして、より大きな成果を得る」のです。

 
強みにも弱みにもなる才能

 

自分が持っている特徴的な資質(才能)を周囲のために役立てているとき、強みを発揮しているといえます。実は、才能は使い方次第で「強み」にも「弱み」にもなります。

 

例えば、強み診断の「ストレングスファイダー」の「慎重さ」という資質は、何かしようとする時、失敗しないように自然とリスクに目がいく資質です。他の人が気づかないリスクにも気づくことで、失敗から組織を守ることができます。一方で、小さなリスクが気になり、解決するまでは実行にうつせない状態だと、まわりからは「やる気がない人だ」「消極的だ」と思われることがあります。資質はうまく使うと強みに、使い方を間違えると弱みになります。使う加減を知っておくことが大切です。

 
才能を活かしているときは良い気分  

 

好きなことをしている時、時間があっという間に感じたことはありませんか?人は、得意な分野に関わっているとき、自分の才能が活かされていると感じ、良い気分が味わえます。
そして「熱中している」「やりがいがある」「頑張れる」という感情がレジリエンス力を高めて、良い結果へと繋がるのです。また、自分の才能を使って良い結果を手にすることで、ポジティブなスパイラルが確立し、再度繰り返したくなります。ネガティブなスパイラルに陥っているようでは、あなたの才能は活かされませんし、気分も停滞してしまいます。
メンバ一人ひとりの強みを認知し、仕事で活かしていけるように、組織全体での取り組みが求められています。

当研究所では豊かな社会を実現するために、レジリエンス研修やコーチングセミナーを開催しております。レジリエンス研修のプログラムでは、自分の強みを知って活かす「ストレングス研修」を、米国Gallup社の強み診断サイト「ストレングスファイダー」を使って提供しています。
その他にも、企業向けのビジネスコーチングや個人向けのパーソナルコーチングを通じて、強みを活かせるコーチングを行っております。企業研修、個人研修など、お気軽にご相談ください。

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