コーチングに関するFAQ
コーチングに関するよくある質問をまとめました。
01 コーチングとティーチングの違いは何ですか?
コーチングは自分で考える時間です。最適な答えは自分でないと分かりません。知識ややり方を教えるのがティーチングで、先生と生徒の間には上下関係がありますが、コーチとクライアントは対等の関係であり、コーチからの質問には自由に答えることができます。コーチはアドバイスをしませんが、事例の紹介や提案という形でクライアントに選択肢を示すことはあります。何をするか、しないかの選択権・決定権はクライアントにあり、主体的に考え行動することがコーチングのベースとなっています。
02 コーチングを受けるとき何を準備すればよいですか?
特に準備するものはありませんが、話したいことを事前に整理しておくとよいと思います。コーチングの時間はあっという間に過ぎてしまいますので、なるべく考えることに集中できるよう、気になることをメモしておいたり、コーチングが終わった時にどういう状態になっていたいか、その時間の目標をもっておくとよいです。コーチンの最初に、「何について話したいか」「この時間を使ってどういう状態にもっていきたいか」をお聞きいたします。コーチングは目的を持った会話です。有意義に使えることで、前に進める時間になります。
03 チームコーチングを依頼することはできますか?
チームコーチングは、仕事上関係する方々が集まって行うコーチングです。チームの目標を達成するために、各自が何をすればよいかを、コーチングを使って確認します。集まったメンバは互いに対等の関係でコーチングを行います。それぞれの役割を確認し、疑問点や認識のギャップを解決し、目標達成に導くための、主体的な行動を促します。共通の目標(ゴール)があり、メンバ一人ひとりが責任を果たせるようなチーム作りをコーチングによって支援いたします。組織や目標が新しくなった時、役職や立場が異なる人を束ねたい時に、第3者であるコーチによるチームコーチングは有効です。お問合せはこちらからお願いいたします。
04 グループコーチングは可能ですか?
弊社では、グループコーチングは、コーチング手法を学びたい方のために行っております。コーチとクライアントそれぞれの立場、あるいはオブザーバーの立場で、コーチングを学ぶことができます。
リーダー・管理職研修の中で取り入れている場合もあります。ひととおりコーチングを学んだ後の練習としても有効です。自身のコーチングスキルを高めたい方には、様々な質問パターンを経験し、コーチとしての態度やふるまいを参加者同志で学びあえる機会になります。現在、グループコーチングは、レジリエンス研修の一部または、ご希望により行っております。詳しくは、お問合せください。
05 どんな人がコーチングを受けていますか?
様々な方がコーチングを受けられていますが、共通点は「今の自分を変えたい」「望ましい状態を手に入れたい」と思われている点です。ひとりで考えるより、コーチと話すことで考えが整理できたり、気づきが生まれることで、行動しやすくなります。ビジネス上の課題をもったリーダー、管理職だけでなく、転職・就職活動中の方、資格試験の準備をされている方、結婚や離婚を考えている方など、コーチングを受ける動機はそれぞれ違います。自分に向き合う時間を持ち、真剣に取り組みたい場合は、コーチングもひとつの選択肢です。
06 英語でのコーチングは可能ですか?
日本語だと言いづらいことも、英語ならストレートに言える場合があります。日本語のもつあいまいな表現が返って分かりづらくさせている一面もあるからです。英語のみでのコーチング、または、全て英語ではなく、日本語を交えることも可能です。コーチングは自分の中の答えを見つける時間。話しやすい言語を選んでください。