若い世代の間違った転職

March 30, 2018

真新しいスーツを着た新社会人を見かける季節になりました。

希望に胸を膨らませて、ちょっと緊張した姿の

フレッシュマンに、会社も期待していることと思います。

 

3年ほど前、あるプロジェクトで一緒に仕事をした上場企業の新人に、

「10年後はどんな感じになっていたい?」と聞いたところ

「間違いなく、今の会社にはいないと思います。」と返ってきて驚きました。

 

いまどきの若者は、転職を前提で企業を選んでいるのか?

ちょっと残念に思いました。

 

昨年、ある外資系企業の管理職からは、

今の若手は、1年目から転職サイトを見てますよ。

入社2週間で来なくなった新人もいるんです。

 

会社に対しての愛着はないのは問題。

我々にも責任があるんでしょうけど、

辞めていくのではないかと思うと、育成にも力が入りません。

と、言われました。・・・・分かる気がします。

 

でも、何か間違ってないか?

働くことへの意識が違ってないか? と思いました。

 

当の若者は、

就活では、良い会社だと思ったけど、

実際に働いてみると、理想とは違っていたのでやめます。

インターンシップを申し込めばよかった、OB訪問でもっと聞けばよかった。

ギャップを感じて転職を考えるケースが多いようです。

 

悪いのは自分ではなく、会社の方といった気配も感じます。

自分に合う仕事や会社をみつければいい。

そんな感じもします。

 

一般的に、予想は外れるものですし、

そもそも、理想と完全一に致する会社はないと思った方が正しい。

ギャップはどこにいってもつきものです。

 

ならば、ギャップを利用した方が勝ち。

ギャップ → がっかり → 転職  よりも

ギャップ → 成長の機会 → 自分を変える のほうが、はるかに前向きだと思います。

 

レジリエンスを高めてほしいと思います。

 

レジリエンスのひとつに”適応力”があります。

進化論で有名なダーウィンは言いました。

 

最も強い者が生き残るのではなく、

最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。

 

企業という環境に適応し、自分を変えていける能力は

長く社会人として働いていく上で大切なことです。

 

 

学生時代に部活でスポーツをやった人は分かると思いますが、

 

例えばテニスの場合、

入部してすぐは、道具準備やコート整備、

ランニングや球拾い、素振りなどをやらされます。

 

コートで試合ができると思って入部したのに、全然違う。

部活見学では楽しそうだったのに、

実は、しんどい仕事や面白くない練習ばかり。

 

理想とギャップがあったので辞めてしまう。

この状態と今の転職は似ています。

 

もっと続ければ、コートに立って試合ができ

テニスの面白さを実感できるはず。

テニスも仕事も面白くなる前に、辞めてしまうのはもったいない。

 

一方で、テニススクールの場合は、

 

生徒は月謝を払っていますので

初日からボールが打てます。

道具準備やコート整備は、スクール側がやってくれます。

生徒はお客さんなので

コーチは丁寧に教え、楽しませてくれます。

もし、嫌なコーチだったら、違うスクールに変えればいい。

 

 

会社とスクールは違います。

会社は部活のような場所。

 

企業が、体育会系の学生を採用したい理由は、そこにあるのかもしれません。

 

 

では、スクールだと思って入社した新人をどうすればいいのでしょうか?

 

ボタンを掛け違えたままだと、

次の転職先に行っても同じ結果になるかもしれません。

 

レジリエンスリーダーならばどうするか。


ネガティブ感情への意味づけ

成長への道のりを示す

やり遂げることへの賞賛

ポジティブで柔軟な行動の手本を示す

ユーモアと感謝の気持ち   など

 

相手のレジリエンスを上げる行動がとれる

もうひと頑張りできる状態に持っていくのが、リーダーの役割です。

 

新人にも、リーダー・管理職にも

レジリエンス研修が必要な時代です。 

 

 

 

 

 

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