軽快さを保つ


何かを始めるとき、軽快に動ける人と、なかなか動けない人がいます。


私たちは子どもの頃、「よく考えて行動しなさい」と言われて育ちました。

その年齢なりに十分考えてのことであっても

子どもは、経験も知識も少ないので、大人からみれば「考えてない」と思いがち。

よく考えるとは、どこまで考えることなのでしょう。


この経験がトラウマになると、大人になっても「考える人」で行動はしない人になってしまいます。


行動できなかった時の気分を分析してみると、このようなことがあります。

  • 細かいことが気になって慎重になりすぎていた。

  • 漠然とした不安があった。

  • 過去の経験や周囲の人が邪魔をしていた。

  • 計画を立てることに夢中になっていた。

  • 失敗できないプレッシャーがあった。

何かしら行動にブレーキをかけている原因があります。


世の中は、曖昧で、複雑で、先行きが見えにくいものです。

どんより曇った空にようで、頭の中のモヤモヤが晴れない。

でも、留まるのではなく前に進みたい。


そんなとき、思考や行動には、軽快さが必要です。

さて、どうすればよいか?



言葉で捉え方を変える


例えば、「迷走して、物事がうまくいかない」「失敗が続いている状態」だとします。

「迷走」「失敗」は、歓迎されないマイナス・イメージ。

重たくのしかかり落ち込んでしまいます。


迷走を「寄り道」

失敗は「実験」  と言い換えてみます。


寄り道したことで、分かったこともある。

無駄ではなかった。

さあ、元に戻ろう。

「迷走」より、気持ちの切り替えは軽快です。


失敗ではなく、実験してみた。

実験は、結果を得るために行います。

期待どおりの結果でなくても、失敗ではない。

分かったことがあれば、実験は成功、さあ次の実験だ!


ポジティブな捉え方で、行動の軽快さを保ちます。



行動しながら修正する


試験では、答えられない問題があります。

いくら時間をかけても、正解はわからない。

答案用紙を空白で提出すると零点ですから、何か書いて部分点を狙う。

誰もがやったことがあるはずです。


正解という正解がない時代、部分点は貴重です。

つまり、行動しながら修正する。

動かなければ分からない、動いて初めてわかることも多い。


綿密に立てた計画は、修正となると心理的にやりたくない。

ラフに描いたプランは、最初から完成していないので手を加えやすい。


柔軟に、機敏に、行動しながら仕上げていく。

不確実性の高い時代は、計画変更がつきものです。



完璧でなくても大丈夫


完璧にやりたい。

絶対成功させたい。


思うのは良いですが、強すぎると行動とは逆にふれて

「やらない方が安心」となってしまいます。


試合放棄すれば、勝ち負けは分からない。

自分を守るための方法ですが、行動がどんどん停滞します。

レジリエンスが下がっているとよくあります。


完璧でなくても、成功できなくても、

実力を知って、先に進む自信があるから、私は大丈夫。


行動した先には、きっと何かがある。

希望をもって、楽観的に、少々開き直ってでも、軽快さを保ってみます。



行動の量は十分か?


忙しいくらいがちょうどよい。

筋トレと同じで動いていた方が心身は健康です。


ワーカホリックになる必要はありませんが、(注:ワーカホリックは依存症です)

行動に適度に負荷をかけてみます。


カレンダーに書き込む

今週の目標をもつ

考える時間の終わりを決める

集中する時間をもつ

軽い作業を習慣にする

小さな行動にブレイクダウンする


軽快に始めても、必ず停滞期があります。

気分転換を取り入れて、

休む時はしっかり休む、メリハリも必要です。


気持ちと行動はつながっています。

軽快さは、柔軟で、活発で、ポジティブな状態。

軽快さを保っていきたいと思います。








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