レジリエンスをかき集める

新型コロナウィルス感染症が再燃しています。

いつ元の生活に戻れるのか、先行きが見えにくい状況こそレジリエンスが必要です。

「どうやってレジリエンスを高めるのか」を考えてみました。



大切にしたいことを見つける


行動が制限される自粛生活にはさまざまなストレスがあります。

不安、イライラ、行き場のない怒り、憂うつな気分、警戒心や孤独感もあります。

テレワークでの仕事環境の変化や、趣味や娯楽など楽しみの減少、運動不足もストレスの原因です。


一方で、大変な時期をプロフェッショナルに対応されている医療従事者への感謝、

家族や大切な人をいとおしむ気持ち、同僚や友人のありがたさなど、ポジティブな気持ちも生まれています。

仕事や家族、人生について考える機会になったという声も聞かれます。


もし、新型コロナがなかったら?


当たり前で普通だと思っていたことの中に、大切に思うことがあります。

この機会に、ていねいに確認していきます。


普通に出勤して同僚の顔をみることも有難いと思えたり、

家族と過ごす時間で癒されたり、

やりたかったことは、できなくなって気づくこともあります。

大切にしたいことを見つけ、今後の人生に活かしていかない手はありません。



ストレス対応のエキスパートになる


新型コロナで手に入れたものの一つは、ストレス対処法ではないかと思います。

ストレスをためないように工夫したことは、アフターコロナにも使えます。

試したことを確認し、ストレス対応のエキスパートを目指しましょう。


例えば、

1日1回、外の空気を吸う。日光を浴びれば幸福ホルモンのセロトニンが分泌されます。

ウォーキングや体操などの運動は、抗うつ剤と同じ効果があり、前向きな気分になれます。

公園の樹木からは活力を得ることができます。自然を楽しむのもストレス対処法です。


バランスのとれた食事により、免疫力が高まります。

インターネットの動画を通じた笑いや感動は、気分転換になります。


ストレス対処法は十人十色です。

自分に合った方法をみつけられれば、これからの人生にも役立ちます。

じっくり自分と向き合って、ひとつでも多くのストレス対処法を見つけてほしいです。



口癖は「そうきたか、ならばどうする?」


気持ちの切り替えが早いと、立ち止まって悩む時間が短くなります。

ひきづらないので、テンポよく次の行動に移せます。

起こったことに、「そうきたか、ならばどうする?」を合言葉に切り替えます。


最初はうまくいかなくても、何度もこの言葉を唱えていれば、徐々に切り替えがうまくなります。

是非、試してみてください。


長引く自粛生活は非日常でもあり、適応力が必要です。

もう慣れたという方もいらっしゃいますが、「我慢」と「あきらめ」は違います。

感染が終息するまで我慢する。我慢は行動の先延ばしです。

我慢が続くと、いつの間か あきらめになることがあります。


そもそも元には戻らないという考えもあります。

「人類は疫病を終息させた後、新しい時代を築いている。」と、歴史学者は言っています。


環境変化は人類の生存欲求を高める。

サバイバル・スィッチがONになり、何かを生み出す原動力となる。

そう考えると、今は好機かもしれません。


何かを先延ばしで我慢するのではなく、今できることを探して実行してみる。

それが環境への適応だと思います。

コロナのせいで、やりたいことをあきらめるのではなく、環境に適応して新しいことを始める。


どんな状況であっても、挑戦は心の筋肉を鍛えます。

つまり、レジリエンスが高まります。

自分の中にあるレジリエンスをかき集めて、前向きな気持ちで行動してみます。


そうすれば、アフターコロナでは、今よりレジリエンスになっているはずです。


特集コラム
最近のコラム
カテゴリー
アーカイブ