部下のストレス点検の5項目

December 5, 2015

今月(2015年12月)より、ストレスチェックの実施が義務化されました。
従業員50名以上の組織では、年1回ストレスチェックを行う必要があります。

 

(参考:厚生労働省のストレスチェク制度サイト)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/

この制度の施行にあたり、何人かの管理職の方から、
「ストレスチェックで好ましくない結果がでたら、どうしたらいいですか?」
と聞かれました。

医師の面談が必要になると、管理職ができることは限られてきます。
その前にストレスの原因を探り、予兆を察し対策を講じるところに、この制度の主目的があります。ストレスにより生産性が下がる、ミスや事故が増える、離職者が増える予兆がないかを、ストレスチェックの結果を使って確認できるわけです。

仕事だけでなくプライベートな変化もストレスの原因になりますが、
仕事に関するストレスとして、以下の5項目を点検してみてください。


1.モチベーションが下がってないか?

目標や目的が十分理解されていないと、モチベーションは下がります。
不注意によるミスや生産性の低下、不正や事故にもつながります。

人によって何にモチベートされるかは違いますが、
仕事をした先に「自分にとって好ましい状態」があることが大切です。
給料や休暇、スキルアップ、良好な関係など個人の目標と組織の目標が一致していると、モチベーションも上がります。

対策としては、仕事の目標を分かるように伝え、本人の目標と共有させます。


2.仕事の量は適切か?

仕事量が多すぎると疲労感があります。
逆に少なすぎるのも達成感が低く、暇な時間もストレスです。
自分は役に立ってないのではないかと思い、自尊心が下がります。

残業量や仕事のやり方を見直し、適切な仕事量になるよう対策を講じます。


3.仕事に必要なスキルと期待は乖離していないか? 

高すぎる期待はやる気を下げてしまいます。
「どうせできない」「到底無理」と思えてくると、憂うつ感、無力感がうまれ、ストレスの原因となります。
期待が低すぎる、自分にとって簡単すぎると、逆に仕事に対する興味がなくなり、飽きや倦怠感になります。
緊張感がなくなり、油断によるミスも生まれます。

「がんばればできる」という希望が持てる状態が適しています。適度な緊張感がある状態です。

能力が足りなければ、研修の機会を増やす、仕事が簡単すぎるのであれば、ワンランク上の仕事にチャレンジさせることも一案です。


4.フィードバックがあるか?

自分の仕事がうまくできているのか、修正が必要なのか、今どのくらいにいるのか分からない状態だと、不安になります。

結果が出るまで任せっぱなしではなく、途中経過を伝えることが大切です。
頑張っているなら誉め、停滞しているなら励ますといった、声かけも本人の状態を伝えるフィードバックです。


5.他者からのサポートがあるか?

孤軍奮闘、自分だけでやり遂げなくてはいけない、周囲に相談できる人がいない状態ではストレスが高くなります。
登山もマラソンも、一緒に頑張る仲間や応援している人によって得られる力があります。

相談できる人がいるか、話しやすい雰囲気になっているかを確認します。
管理職自身も相談しやすい相手になれます。


最後に、
管理職自身もストレスがあります。
上の5項目は、自分にも当てはめてください。
自分は大丈夫と過信しないように。

まずは、自分のストレスに気を配り、部下のケアを行いましょう。

 

深谷レジリエンス研究所で提供のレジリエンス研修では、ストレス対応も行なっています。

こちらもご検討ください。

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