ネガティブ感情の手放し方

February 24, 2020

レジリエンスは4つの行動習慣が必要です。

 

Stop(静)ネガティブ感情を手放す。立ち止まる。

Change(替) 気持ちや思考を切り替える。視野を広げる。

Go(動) 行動する。関係を構築する。

Up(幸) 目標や希望をもつ。感謝する。

 

このコラムでは、ネガティブ感情の手放し方を解説します。

 

気持ちを静めて心のざわつきをStop!

 

不安、怒り、失望、罪悪感、悲しみ、後悔など、ネガティブ感情は心をざわつかせます。

最初はさざ波程度のざわつきも、対応を間違えると荒波となり、

気になって集中力が下がったり、食欲がなくなったり、不眠などのストレス症状がでてきます。

そうなる前に手放して、心のざわつきを静めておきます。

 

コーチングでのエピソードを紹介します。

部長に昇進したAさんは、「ストレスを感じたことがない」と言われました。

第一印象は自信に満ちた強いリーダーでした。頼もしい感じです。

 

ところが、部下からこのような声が聞こえてきました。

「A部長には相談しずらい」

「話を聞かずに指示を出す」

 

部下はストレスを感じています。

どうも、Aさんが部下に対する要求が高く、部下の悩みに気づこうとしない。

そういうAさんに、部下は不信感をもっている。

 

なかなか問題が解決されないので、Aさんの発言が変わってきました。

Aさん自身、不安を打ち消すような強気の言動が見え始め、チームは疲労感を増していきました。

新任の部長には経験がない分、不安はつきものです。

 

ネガティブ感情を否定するのではなく、立ち止まって受け止める。

部下の声に耳を傾ければ、問題も解決できたのではないかと思います。

しばらくして、Aさんは他部署に異動されたと聞きました。

 

ネガティブ感情を受容し、その意味を知る

 

ネガティブ感情は生存のために必要な感情です。

危険が迫っていると感じれば生きるために、

「怒り」によって戦い

「恐怖」によって逃げる

「不安」によって警戒する(眠らない)といった行動をとります。

家族を失う「悲しみ」によって、互いの絆を強めることもできました。

 

感情には必ず意味があります。

ネガティブ感情もよりよく生きるために利用します。

感情を受け止めなければ、行動を起こすチャンスもなくなってしまいます。

 

ネガティブ感情によって、

やるべきこと、大切にしているものなど、自分自身の内面に気づくことができます。

納得できれば、次の行動がわかり、手放すこともできます。

 

身体と脳の疲労回復に努める

 

疲労が重なることで、うつ病を発症する場合があります。

疲れるとイライラする、焦りやできない自分に自己嫌悪、悲観的になるなどの

元気な時にはない、ネガティブ感情を引き起こします。

 

通常の疲れは一晩寝ると回復しますが、

蓄積されると回復にも時間がかかり、抑うつ状態になります。

休息、栄養、睡眠を十分にとって疲労回復に努めます。

ネガティブだなと感じたら、疲れを疑ってみるのも一案です。

 

一説によると現代人は、室町時代に生きた人が一生かかって手に入れる情報を

一日で手にしているそうです。

脳の処理能力には限界があるため、大量の情報は脳にとってはストレスです。

メールやSNS、ゲームや音楽も、量によっては情報疲労になります。

入ってくる情報刺激を遮断し、脳を休めます。

 

自分にあったストレス解消法を見つける

 

自分ではどうしようもない、理不尽なことや不運に見舞われることもあります。

会社の都合や環境変化など、自分では対処できない時は、考えるのを止める。

距離をおくのが賢明です。

気分転換でネガティブ感情を手放します。

 

幸せホルモンといわれるセロトニンには、気分を前向きにする効果があります。

日光を浴びると脳内で分泌されるので、散歩やウォーキングで外の空気を吸ってみることは

ストレス解消に役立ちます。

他にも、リズミカルな運動、食事、瞑想や深呼吸、笑いや感動でもセロトニンは分泌されます。

自分に合った方法をみつけて実行します。

 

 

レジリエンス行動のStop(静)は、心のブレーキです。

ブレーキの効かない車は危険ですが、速度を落とせば安全走行ができます。

心のブレーキを使って、感情の暴走を回避できると、レジリエンスが高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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