• 深谷純子

VUCA(ブーカ)の波にのる

最終更新: 4月23日


「VUCA時代の到来」「VUCAワールド」など、

VUCA(ブーカ)という言葉を 2010年頃から耳にするようになりました。

VUCAとは、4つの言葉の頭文字をつなげた造語です。

Volatility 変化が激しい、変動性

Uncertainty 不確実性

Complexity 複雑性

Ambiguity あいまい、不透明

変化が激しく、安定していない。

計画取りに進まない不確実性があり

複雑で構造がよく分からない、予測ができない。

はっきりしない、あいまいな状態。 

現代は、そんな社会になっているという訳です。

ストレスが高く、不安もあります。

頑張っても報われない、希望が持てない。

社会を動かす大きな力に振り回される疲労感も感じます。

VUCAは、生きにくい時代かもしれません。

VUCAの反対の言葉は、「安定、確実、シンプル、透明性」です。 

確かに、分かりやすく安心感があり、ホッとします。

でも、考えようによっては、変化に乏しく、閉塞感やつまらなさも感じます。

今の状態が続くことが安定だとすると、大きな変化が期待できないということです。

ということは、何かに挑戦するモチベーションも下がってしまいます。

頑張っても変わらないなら、無駄なことはしたくない。

人はとかく怠けたい、楽をしたいと思うのが常です。

VUCAは流動的で混沌としていますが、

楽観的に捉えてみると、解放感や希望がもてる時代ということです。

いつチャンスが巡ってくるか分からない、結果は良い方に転がることもある。

今は思うようにいかない状態でも、先のことは分からない。

レジリエンスは、

たとえ失敗しても立ち直り、失敗経験を糧にさらに成長できる、

目標に向かって粘り強く行動できる状態です。

ネガティブ感情をいつまでもひきずらず、

前向きに切替えられるので、ストレス対応力もあります。

柔軟な思考力(マインドセット)で、創造性を発揮したり、

起こったことをポジティブに受容し、自分にとってプラスになるように

行動を修正することできる 適応力があります。

VUCAの時代にこそ、レジリエンスの高い人材が求められています。

折しも今は、第四次産業革命が起こっています。

第一次産業革命 : 水力や水蒸気を用いた機械化(18世紀末、いわゆる産業革命)

第二次産業革命 : 電力を用いた大量生産(20世紀初頭)

第三次産業革命 : 電子工学やコンピュータを用いたオートメーション化(1970年代)

第四次産業革命 : AI(人工知能)やビックデータを用いた技術革新(現代)

技術革新に伴い経済や景気は、「成長→安定→転換」を

50年サイクルで繰り返すと言われており、(コンドラチェフの波)

まさに今は、第四次産業革命に向けての転換期にあります。

誰もやってないことに挑戦するには、勇気や自信が必要です。

試行錯誤をくり返し、失敗経験から素早く学べる柔軟性と粘り強さ、

環境変化への適応力、創造性も必要です。

ポジティブでレジリエンスが高い方が優位に立てます。

この競争から一歩抜け出すことで、成長や安定がもたらされます。

レジリエンスは「心の筋肉」

鍛えることとで強くなりますが、さぼっていると筋肉は落ちてしまいます。

レジリエンス・トレーニングを習慣にしたいものです。

参考サイト:

経済産業省 新産業構造ビジョン(2017年5月)

http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170530007/20170530007-1.pdf

#レジリエンス #ストレス #VUCA

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