• 深谷純子

レジリエンスウーマン


女性の社会参加が求められています。

これは、今に始まったことではなく、1985年に制定された「男女雇用機会均等法」から始まり、育児休業法やワークライフバランスなど、30年以上も続いている取り組みです。

女性が経済的にも自立し、家庭を持ち、プライベートを楽しんだ上で、地域社会にも貢献する。どれかひとつではなく、バランスをとって「全部やろうよ」と期待されているように思えます。(もちろん男性も一緒ですが)

これが実現された先には、すごく充実した人生があり、やってみる価値はありそうです。

しかし、一方で「いや、私には無理」「大変そう」と思って尻込みしてしまうのも自然なことです。

一度に理想を目指そうとすると、考えただけでも疲れてきます。そこで、少しずつレジリエンスを高めることをオススメします。千里の道も一歩から、ローマは一日にして成らずです。

レジリエンスウーマンとは

レジリエンスウーマンの「レジリエンス」とは、しなやかでストレスに強く、互いに助け合える人との繋がりがあります。また、前向きに考えることができるポジティブ思考をもっており、自分を大切にできる気持ちをもっています。例えば、こんなイメージです。

  • うまくいかなくても、失敗を長くひきずらず、「次はこうしよう」と切り替えられる。

  • いろいろな人とのネットワークを使って、一人ではできないこともやってしまう。

  • 自分らしさを大切にし、人と比べすぎない、「私は私、これでいいんだ」と思っている。 

失敗をひきずらない

挑戦には失敗はつきものです。

挫折や失敗を経験することで人は成長し、何もかもうまくいく失敗のない状態は、何もチャレンジしていない=成長していない状態 とも言えます。

うまくいったかどうかの結果より、何を学んだかに着目してみます。

失敗から学べば、次は今よりずっとよい挑戦ができるわけです。

「失敗をひきずらない」というのは、失敗した過去を反省しすぎて先に進めないという意味で、失敗しても気にしないという意味ではありません。気にしないのは、貴重な失敗経験から何も学んでないのと同じことで、もったいないことです。

ネットワークがある

人的なネットワークがあり、孤立・孤独ではないということです。

困った時に相談にのってくれる人、自分の苦手なことを助けてくれる人、目的に向かって一緒に頑張れる仲間、愚痴や弱音を言える相手、ただいるだけで癒される存在など。いかがですか?

人は一人では生きていけない生き物です。

もちろん、相手にとっても自分がそのような存在であることが大切です。

例えば、その人がピンチの時に、「助けたい」「役に立ちたい」と、あなた自身が心から思えることが必須です。

よいネットワークを作るには、まず自分から損得抜きで相手を助けてみることです。これは「返報性の法則」といい、助けられた人はお返しをしたくなり、相互に良い関係をつくることにつながります。

自分らしく、人と比べない

他人の目を気にしすぎると、自分のやりたいことが見えなくなったり、周囲に同調し流されてしまいます。協調性やチームワークとは別の意味で、人と比べないことが大切です。

スポーツや成績など、競争相手やライバルの存在でやる気があがります。自分のパフォーマンスを上げるために比べるのはよいことですが、比べることで自分に劣等感を抱いたり、傷ついて自尊心を下げてしまうような比べ方はよくありません。

自分自身とよく向き合い「こんな自分が好きだ」と思えることは、他人との違いを理解することにもつながります。まずは、自分らしく、自分の持っている強みを発揮していきましょう。

レジリエンスウーマンになって、幸せな人生を手にしてください。


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