

自分のリソースを確認する
私たちは2つのリソースがあります。 自分自身がもっている内側のリソースと自分以外の外側のリソースです。 リソースを点検し、うまく活用することでレジリエンスを高めていきます。 4つのレジリエンス行動、Stop(静) Change(替) Go(動) Up(幸) これらは、関係し合っていますが、それぞれの行動に共通で必要なものがリソースです。 リソースには 能力や経験、有形無形の財産、自分自身がもっているものと 自分以外で、頼りになる人脈や情報、助けになるものがあり、 前者を内的リソース 後者を外的リソース といいます。 リソースは自分では気づいていない場合もあるため、 定期的に立ち止まって、自分にあるリソースの点検をお勧めいたします。 ※ レジリエンス行動 Stop(静)を実践して点検します。 内的リソースには、 自分自身の徳性(愛情、思いやり、粘り強さ、正義感など)、性格的なもの 知識、資格、経験やスキル、できること 貯金、車や自宅など、所有しているもの 体力(若さ)、健康、時間 (誰もが必ずもっています) 夢、目標、信仰 などがあります。 外的リ


達成したい状態を描く
ポジティブ心理学では、どうすれば幸福になれるかを研究しています。 研究者によれば、経済的な豊かさだけでなく、心身の健康や人間関係も必要。 夢中になれる対象があること、目標に向かっている状態も幸せです。 困難を克服でき、目標に向かう過程で、さらに成長できるのがレジリエンス。 レジリエンスを高めるには、自分の達成したい状態があること。 目標達成を一緒に喜ぶ仲間がいることも大切なことです。 ゴール(目標)を鮮明に描く 「特にやりたいことがない」 「自分が何をやりたいのか分からない」 という状態があります。 何かを達成した後の燃え尽き症候群、進学や就職後の5月病もそうです。 次の目標がないだけで、別に不幸せではない。 やる気がおきない、ふわふわした状態です。 目標がない状態は、ゴールのないサッカーのようなもので、 パスやドリブルだけでは、あまり楽しくありません。 どこに向かって進むのか、何のためにボールを蹴っているのか? 行動が定まらず気持ちは不安定で、飽きてきます。 目標が具体的で、達成した時の光景を鮮明に描いているとやる気がでます。 ぼんやりとした目