
伸び代でレジリエンスを高める
新年度も始まり、今年は対面での入社式や新入社員研修も始まっています。 コロナ禍で中断した、従来の方法に戻る場合もあれば、 この2年で始まった新しい研修方法にシフトしたところもあります。 評価のポジティブな捉え方 研修には評価がつきものです。 期待しているレベルを100点とすれば、 90点と70点の、どちらが良いでしょうか? 多くの方は90点の方を好ましく思うはずです。 90点なら、あと10点で満点です。 70点なら、満点まであと30点あります。 この差分を伸び代だと捉え、期待を込めて伝えてみます。 期待は相手のレジリエンスを高めます。 低かった点数を指摘するのではなく、 伸び代があることを伝えるのです。 伸び代をその人が持っている「可能性」と捉えた例を紹介します。 伸び代を食べ残した饅頭に例えられた経験 私は、転職した会社で受けた2度目の新人研修で、 思ったより低い評価をもらいました。 自分なりに手ごたえもあったので、落ち込みました。 キャリア採用のため、成績の順に次に受ける研修がアサインされます。 早く次の研修は受講できれば、 入社時の初期研修