コラム

被災地で感じたレジリエンス

2011年の震災以降、何度か被災地に足を運んでいます。 「レジリエンスは回復力があること」と言われますが、元に戻ることだけがレジリエンスでは気の遠くなるような長い年月が必要だと、福島の原発事故被災地を訪れて思います。 心のレジリエンスを高める要素をこのように考えてみました。 ・誰かの役に立っていること 「貢献感」「利他的」 ・自分を誇りに思える 「自尊心」「自己効力感」 ・被災者同志、被災地と非被災地ををつなげようとする 「関係構築力」 ・自身のネガティブな感情にたいする 「ストレス対応力」 ・できることを実行する 「柔軟な考え」「ポジティブさ」 被災地でレジリエンス力の高い方にお会いしています。 ●南相馬市 Fさん 仮設住宅の自治会長のFさんは、原発事故による避難地域にご自宅があり、地震や津波の被害はなかったものの、自宅を離れ仮設住宅での生活を余儀なくされています。 同じ境遇でありながら、住民に寄り添って話に耳を傾け、健康を心配し、仮設住宅を取りまとめておられます。集会所でお土産品を作って販売され、ボランティアや視察者を受け入れておられます。口惜しさ、怒り、悲しみ、不安を抱えながらも、目の前の人の役に立つことを、知識や経験を使って実行されています。なかなかできることではありません。 「貢献感」「利他的」「自尊心」「関係構築力」「柔軟な考え」を感じます。 ●南相馬市 Hさん 南相馬で被災地を案内されているボランティアのHさんは、分かり易い説明とこちらの希望に合わせて、ご自身で情報を集め、とても役に立つ貴重な資料をいただきまし

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